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〜就活コラム vol.5〜


「履歴書」を書くときに注意したいこと

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本編中でも「Step4:応募する」の“「会ってみたい」と思わせる応募書類〜前編〜”の中で取り上げました「履歴書」について就活生の方からよく質問があった点を含めて補足説明したいと思います。

主にみなさんの先輩方から質問があった内容ですので、きっと参考になると思います。

1)写真は普段着でいいのですか?

毎年、就活の際の「履歴書の写真は普段着でいいのでしょうか?」という質問があります。
基本的には、スーツを着て撮影していただきたいと思います。

履歴書の写真は、思っている以上に採用担当者の印象に残りますので、基本的にはスーツで撮影しましょう。
就活をするみなさんは、これから社会人になるわけです。
鍼灸師や柔道整復師は通勤にスーツを着ることはありませんが、面接も含めて社会人としてふさわしい服装を心がけていただきたいと思います。
中にはスーツを持っていないという方もいるようですが、治療院にせよ、医療機関にせよ、社会人となればスーツを着る機会もありますので、今のうちに用意をしておくことをお勧めします。
万一、持っていない状態で、撮影をしなければいけないのであれば、社会人として清潔感のある服装で撮影するようにしましょう。
また、スピード写真での撮影は避けた方がよいといえます。

※尚、面接や職場見学に行く際には、必ず白衣を持参しましょう。
ドクター白衣であれば、羽織るだけで済みますので、1着持っておくと重宝します(持参すれば、準備のいい人という印象を与えられます)。

2)“特技”欄に書けるものがない!?

みなさんの先輩の多くの方が悩んでいた項目の一つに“特技”欄です。
この特技もしっかりとアピールできるものを自分の中でみつけだしていただきたいと思います。
例えば、一度会った人の名前と顔は忘れない!ということでもアピールの仕方によっては特技になります。

そうはいっても...
特技がどうしても見つけられないという方は、そもそも履歴書自体の選び方を考えるようにしてみましょう。
履歴書によっては、“特技”欄がなかったり、独立した項目となっていない履歴書もあります。
その場合、自己PRや志望動機、趣味などと一緒に大きな枠として用意されているものもありますので、そういう履歴書を使用するのも一つの方法といえます。

履歴書は基本的な部分以外で多少の違いがありますので、ぜひ、購入する際に項目名や枠の大きさなどをよく見比べて自分が書きやすいものを使用することが必要であることを覚えておきましょう。

3)履歴書に記載する日付について

履歴書には日付を記入する箇所があります。
この場合、以下の点を注意します。

①持参する場合 : 持参する日付
②郵送する場合 : 郵送する日付(発送する日)
※ポストに投函するのが夜間で集配がないのであれば、翌日の日付にすること
③メールの場合 : メールで送付する日付
※この場合には、PCで作った履歴書になると思いますので、日付をしっかりと確認しましょう。

また履歴書の経歴欄を含め西暦で書くのか、和暦で書くのかは統一することを忘れないようにしてください。

4)修正液は使ってもよいですか?

恐らく修正液を使ったからといって不合格になるということはないかと思いますが、一般的に修正液を使うのは好ましくないといえます。
なぜなら仕事に対する丁寧さがかけるのでは?という印象をあたえかねないからです。
さらに志望度についても疑問を持たれる可能性があります。
間違えたら新しい履歴書に書き直すように心がけましょう。
もちろん他の志望先に使った履歴書を使い回したりすることは避けるようにします。

5)志望動機や自己PRを別紙で提出すれば、ブランク(空欄)でいいですか?

履歴書には、志望動機や自己PRなどの欄があります。
仮に別紙で志望動機や自己PR(自己紹介状)を提出したとしても、履歴書の欄にも記載してください。
内容は、別紙で書いた内容の要点・ポイントになる点をまとめて記入するようにしましょう。

※いずれにしても履歴書にある項目については、ブランク(空欄)は避けるようにします。

履歴書の書き方そのものも社会人として覚えておくべき事項だと思います。
みなさんが思っている以上に“履歴書1枚から“伝わること”・“伝わってしまうこと”は沢山あります”ので、しっかりと作るようにしてくださいね。

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